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まえがき 喜創塾

喜創塾のご案内
(1)指導方針について

まずは、私たちの指導における考え方、そして、目指しているものをお伝えさせていただきます。
中学生に関わらせていただくにあたり、最も大切にし、目指しているものがあります。それは、「正しい学習習慣を育む」ということです。
「自分で目的をもち、自分の意思で、進んで勉強していく子どもに育っていただく」ということです。
そのために授業と面談(対話)を通して、子どもさんたちを以下の手順で、育成しようとしております。

1.信頼関係の構築
とにかく子どもさんとの心の距離を縮めるための対話をしています。
学習支援員や管理者はどちらかというと聞き役に回り、子どもさんの心の声を聴けるように努力をしています。
2.先生と生徒としての正しい関係を構築
慣れたり、仲良くなると緊張感が薄くなり、子どもさんの学習態度が乱れていきます。 我々講師と生徒さんは、もちろん信頼しあい仲良くなければなりません。しかし、近づきすぎてもいけないのです。
先生と生徒、大人と子どもとしての正しい関係も保たなければなりません。よって、様々なルールを決めていきます。

①生活習慣を確認した上で、日々の勉強時間を定めます。
決まった時間に勉強をすることが学習習慣を構築する第一歩となることを理解していただきます。
②教材(学校で配布された副教材で可)とノートを用意していただきます。
それぞれの教科の勉強のやり方を指導し、実行させます。
③(教室内で)ノートチェック、学習教材チェック、目標チェック、学習計画チェックを励行します。
できるだけこまめに多人数で、(子どもさんの情報を共有しながら)対話していきます。
④(教室内で)きちんとあいさつができる子に育てます。
丁寧な字を書ける子どもに育てます。(字の乱雑は心の乱れ)
姿勢のいい子に育てます。(姿勢は心やヤル気を表す。)
人に迷惑をかける行為を厳しく禁止します。(私語や悪ふざけ等の禁止)
3.復習から予習への学習観の転換
学習は最初、誰かに宿題のように与えられたものから始めることがスタートになりがちになります。
つまり「復習型の自学」です。
子どもにとって最高の幸せは何でしょうか?もちろん答は一つではないですが、以下に書くことは多くの子どもにあてはまることであると信じます。
子どもにとって一番長い時間過ごすことになる、学校生活、特に授業時間を充実させ、学習面に自信があれば、その子は最高に幸せな学校生活をおくれていると言えるのではないでしょうか?
「復習型の自学」であると、学校で習うことが「はじめて」ということになります。
つまり学校は「新しいことを教わる場」であり、家庭学習はそれを見直す(思い出す)場なのです。
学校の授業は自信のある場ではないかもしれません。
どこを集中して聞くか、的もしぼれないかもしれません。
学校の授業の場を、楽しい有意義な場所にしようとするなら、「予習型の自学の場」にする必要があります。
「予習型の自学」にすると学校の授業が、自ら予習したことを確かめる場に育ちます。
学校の授業もより集中して受けることができ、理解度も上がります。
成績も当然に上がり、自信にもつながり、充実した最高に幸せな学校生活を過ごせるようになるでしょう。

以上のようにステップを踏みながら、学校生活も充実し、努力をすることが好きになっていただくような子どもになっていただくこと を目指します。そのために正しい学習習慣を身に着けていただく。これはその子にとっても一生の宝物になると信じます。 以上が私たちの指導方針です。

(2)授業形態について

学校の授業ではないわけです。当然のことですが、塾の授業は学校の授業とは異ならなければなりません。塾の授業は、学校の授業以上に、 一人一人に深く関わらなければなりません。塾の授業は当然に個別指導の形態をとらなければならないと考えています。

●真の個別指導とは?
『先生1対生徒1』 『先生1対生徒2』 『先生1対生徒3』・・・指導する講師が一人で、生徒はとても少なく・・・この『型』を個別指導と誤解しがちになります。
しかし、個別指導の意味するところは、そのような型を意味しているのではありません。
本当の個別指導とは生徒一人一人の状況にいかに正しく、深く対応できるか?
つまり、個別対応能力の高さが、大変重要なポイントとなります。
授業の中で講師は、次のような役割を果たします。

  • ①生徒に教科の知識を伝える(教える)
  • ②生徒の理解度を確認する
以上 教務的対応
  • ③生徒のやる気(学習への取り組み姿勢)を上げる
  • ④その他(学習面以外の生徒の心のケア)
以上 精神的対応

上記の役割を、生徒をたくさん管理しなければならない集団指導よりも少人数の個別指導の方が果たしやすいというのは言うまでもありません。しかし、不適切な言い方かもしれませんが、少ない生徒さんの人数で、一人の講師を雇うわけですから月謝等、費用面でどうしても割高になります。また、講師は学生のアルバイト講師という可能性が高く、指導レベルに不安が生じると思います。

月謝が高くて、指導レベルが低い。これが最悪の選択となります。指導力のあるプロの講師が、生徒に深く関わるのが理想的な個別指導です。しかも、低価格であれば言うことはありません。そのために、授業形態に大きな工夫を取り入れました。

エコールグループのプロのベテラン講師陣によって全教科全単元を細かく分け指導動画を作成しました。
各授業は各レッスン5分から8分程度のショートレッスンです。世の中に出回っている指導動画は、一つの単元を60分~90分かけて編集してあります。学習動画をそんなに長時間視聴することは生徒さんにとっては苦行です。(苦笑)
一つの単元を、細かく分け、一つ一つを短い授業にしてしまうと、生徒は集中して、また繰り返して視聴することができます。

☆こういう意味です↓
インプット 他の学習動画は、例えば英語の関係代名詞という単元を60分ほどのテープ1本で指導します。エコールの指導動画は1本5分から8分で関係代名詞1、関係代名詞2関係代名詞3・・・関係代名詞10と分けています。教室には小さなタブレットがたくさんあります。生徒たちはそのタブレットを一つずつもち、授業を受けていきます。手元に持たせる授業用の書き込み教材がリンクさせています。生徒たちは、タブレットの動画を一人一人、自分のペースで視聴していき、教科の知識を得ていきます。

タブレットの中の指導講師は全てエコールグループの社員です。よって、その教室内に、タブレットの動画の中で教えている同じ先生がいるのに、横にいる本物の先生が、その子に教えるのではなく、タブレットの中で、収録された先生が教える・・・という奇妙で、面白い現象が生じることが多々あります。

なぜ、そんなに回りくどいことをする必要があるのでしょう?
先述したことを再度お伝えします。

  • ①生徒に教科の知識を伝える(教える)
  • ②生徒の理解度を確認する
以上 教務的対応
  • ③生徒のやる気(学習への取り組み姿勢)を上げる
  • ④その他(学習面以外の生徒の心のケア)
以上 精神的対応

講師の役割の中で、最も大切なことは、実は①ではありません。
①はもちろん大切なことですが、機械や道具を使ってもできることです。だから①を、私たちは指導動画として、編集してきました。
そして、生徒にタブレットを通して、視聴させています。

最も大切なことは③です。
私たち塾の講師は、教える人(ティーチャー)ではなく、ヤル気を起こさせる人。(モチベーター)なのです。

生徒の情報を正しく知っておくために、理解度のチェックは必要ですので②も必要なことです。心の距離が近づくと生徒は学習面での相談もしてくることが多々あります。よって④も節度をもって取り組みます。しかし、②や④の目的はあくまでも③を叶えていくための手段でしかありません。
少ない人数で、質を上げながら、よりたくさんの生徒に深く関わろうとする場合、大きな工夫が必要です。

その工夫というのが、「教えることは自分たちが作った動画で!」ということなのです。
教えながら生徒の学習意欲を管理していくということが授業なのです。
①の教務知識の伝達は、それが一つの授業の中で最も労力がかかることなのです。
しかし、本当に大切なことは、生徒がちゃんとわかっているか?まじめに頑張ろうと心から思っているかということなのです。
授業は、生徒の理解度を確認し、ヤル気を高めてあげる場なのです。その②や③の関わりを一人一人にもっと深めることが個別対応力を高めることであり、真の個別指導の実現ということにつながります。

①の労力をタブレットを使った授業に移行することにより、私たちは生徒を冷静に観察したり、励まし慰め、動機づける対話をする時間がとても増えたのです!!
講師数を増やすことなく、個別対応力が格段に向上しました。
つまり、コストのかからない、個別指導が実現します。価格の上でも喜んでいただけると思います。

(3)自立学習の推進

私たちは英語を教えることができます。もちろん数学も教えることができます。そして、国語も、理科も、社会も全て教えることができます。しかし、私たちが最も力を入れて教えたいことは、このような単なる教科の指導ではなく、次のことです。

アドバイス
  • 一.勉強のやり方を教えます。
  • 二.『やればできる』ということを教えます。
  • 三.『努力は決して裏切らない』ということを教えます。
  • 四.『習慣によって人生が変わる』といことを教えます。
  • 五.『勉強すると心も磨かれる』ということを教えます。

成績を向上させるために、都合のよい、要領のよい、そんなやり方はありません。
一にも、二にも、時間をかける以外に成績をアップさせる方法はないのです。
学習時間の長さと、成績の良し悪しは、もちろん深い関係にあります。比例関係にあるのです。

宿題、課題はもちろんしなければなりません。これは、勉強というより作業です。
やらされる作業よりも、自分で進んで、探求心と好奇心と知識欲をもって勉強することが大切です。それを自立学習と定義づけます。
自立学習を、できるだけ、長い時間、集中して意欲的に取り組んで、成績が上がらない子を、私は見たことがありません。

●まずは形から・・・
この喜創塾コースでは、週に2日程度の授業日(通塾日)の他の日、つまり、通塾日以外の日でもいつでも自立学習(自習)をしに来ても良しとしています。もちろん、授業の月謝以外に費用は必要ありません。自習は無料。しかも、毎日ご来塾いただいてよいのです。

学校帰りの夕方から、おにぎり等をもって、教室の閉まる22時くらいまで、毎日自習に来られるお子さんがとても多いのです。ぜひ教室にご見学にいらしてください。実は、面白いことを行っています。授業ではない、自習に来られるそれぞれのお子さんたちの入室時間と退出時間がわかる仕組みも持っています。その仕組みを使い、「学習時間コンテスト」と称して子どもたちに競わせているのです。そして全生徒の自習時間のランキングを毎月、全教室の目立つところに張り出します。そのランキングには全ての教室の全生徒が学年ごとに上げられています。

成績の順位付けではありません。勉強時間の多さを競う順位付けです。頑張れば、だれでもすぐ上位者になれる順位付けですから生徒たちは嫌がらずに、面白がってその発表を受け入れます。そして、毎月の発表の上位者(もっともたくさん勉強をした各学年の上位5名)に賞状を与え、表彰していきます。これは、けっこう生徒たちに刺激になったようです。たくさんの生徒が競うように、強く意識して、毎日教室に来てくれます。学習時間の長さを競うこの『学習時間コンテスト』は、私たちや生徒たちに改めて重要なことを認識させてくれました。

このコンテストの上位者、つまり、勉強時間の長かった生徒たちが、学校の成績を、どんどん急上昇させているのです。努力は裏切りません。強制されてではなく自らの意思で進んで自立学習にとり組んだお子さんは、必ず、驚くほど成績をアップされます!まずは時間をかけることがとても重要な第一歩です。まずは形から。学習習慣を作り上げていくこと。量を増やす努力をすること。これが、その次の質の向上につながっていきます。

自立学習はもちろんご自宅で行っていただけばよいのです。それが普通のことです。でも子どもたちは、自習も家ではなく、塾でやりたがります。なぜでしょう?
家には勉強をしたくなくなる要因がたくさんあり、長時間の勉強が難しいと言われるお子さんが 実はたくさんいらっしゃるのですね。テレビ、漫画の本、ゲーム、パソコン、ご家族のリラックスした姿・・・。 そのような要因が家での学習習慣を妨げます。

自立学習(自習)は塾でやった方が取り組みやすいのかもしれません。塾は勉強しようという気持ちになるものがたくさんあります。教材、友達や他の生徒が一生懸命取り組んでいる姿勢(これが雰囲気をつくります。)なにかわからないことがあると、アドバイスをくれる講師がそばにいることも重要な要因です。また先述した勉強を阻害する家にある要因が塾にはありません。塾に来て勉強する『クセ』はすぐつきます。そのクセがやがて勉強習慣となります。自習は塾でやった方が、生徒の学習習慣が早く身につく!

次のステップは・・・学習の質を上げること!! せっかく勉強する習慣がついたら、並行して、勉強の質を上げていくことを目指します。それぞれの教科には、それぞれの教科の勉強のやり方があります。その教科ごとの勉強のやり方は、私たちが一番教えたいことの一つですので、力を入れて指導し、自習の場で実践していただきます。

成績を上げていくための自立学習の方法として、以下の点を押さえていきます。

①ノートを充実させる。
成績がいい生徒は必ずノートを大切にします。過去の成績のいい生徒のノートを参考資料としてごらんになっていただき、効果的なノートの作り方をマスターしていただきます。
②リベンジノートづくり。
上述した、正規のノートに加え、小さなノートをもっていただきます。私たちはその小さなサブノートをリベンジノートと名付けています。これまで間違えた問題を記録として残すノートです。ミスから目を背けず、繰り返し練習し、記憶し克服することが、力がつく学習法です。
③参考書でなく問題集を使った学習時間を長くする。
効果的な自立学習のやり方は、インプットの時間よりアウトプットの時間を多くとることです。実践力を身につけるため演習問題に多く取り組みます。「やりながら覚える」という感覚を身につけていただきます。インプット対アウトプットは3対7くらいの比率が理想です。
④予習中心の自立学習を生徒に提案。
(1)指導方針の3でも書きましたが、勉強が楽しくなり、学校生活が充実してくるための自立学習のしかたとして、ここを目指していくのですが、復習ではなく予習中心の自立学習を生徒に提案していきます。(1)の3と重複しますが、予習型の学習をすると学校の授業がわかりやすいものとなり、とても自信をもった学校生活を送れるようになります。

エコールの中学部コース「喜創塾」は以上のように

  • 1.生徒一人一人に、個別に深く関わっていくための授業システムを構築し、実践しています。
  • 2.長時間、自分で勉強していく生徒を育成しています。
  • 3.各教科の勉強のやり方を教えていきます。
  • 4.各教科の効果的なノートの作り方を教えます。
  • 5.予習型の学習方法を身につけていただきます。
  • 6.上記を踏まえ、一生の宝となるような学習習慣を中学生の段階で身につけていただくことを目指します。

アウトプット

勉強は、高校生になってからも、大学生や、社会人・大人になってからも必要な行為です。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。良き習慣が良き成果となり、良き人生をつくります。まずは夏休みを利用して、素晴らしい学習習慣を構築しませんか?
夏はチャンスです。ご縁がありますことをお祈りいたします。

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