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中学生 各教科指導理念
英語「英語はリズムと流れ」
教室の風景を思い出して下さい。成績の良い生徒さんは、必ず英語の教科書をスラスラと読めます。逆に、英語の苦手な生徒さん、成績の芳しくない生徒さんは、英語の教科書を上手に読めません。つまり、音読上手になれば、英語の感性が養われ、成績が上がります。単語や熟語を一つずつ丁寧に覚えていき、文法を覚えていき…。そんな一つ一つ積み重ね型の勉強方法で英語を学ぶのではありません。
まずは全体の流れをつかむことが大切です。一つ一つの細かいことを気にせずに「全体」のおぼろげな把握をしていきます。そして繰り返し繰り返し、自然と細かいところを覚えていきます。「骨格をつくり色づけする」ぬり絵式指導をいたします。
数学「とにかく基礎・基本の計算のマスター」
関数・図形・方程式等々様々な分野が数学には出てきます。しかし、いずれの分野も計算がしっかりとマスターできていてこそなのです。マスターとは、100問あれば100問正解できることなのです。この計算のマスターなしでは、数学の上達は望めません。いくら新しい公式や解法を覚えたところで、正しい計算をしないと正しい答えは導かれないのです。「日々の計算トレーニングの繰り返し＋新しい内容」で、数学は積み重ね、発展していくのです。ピラミッドを造るように、一つ一つの内容を大切に着実に積み重ねていきます。
国語「自分の言葉で書ける子どもを育てる」
他の科目と違って、国語の成績を上げるのは難しいと思われがちですが、勉強のやり方のポイントさえわかれば、国語の問題はおもしろいように解けていきます。出題のパターンを知ることがまず大切です。お子様と一緒に、「こう聞かれたら」「こう答える」の練習をしていき、感覚を掴んでいただきます。そして「自分の言葉」で「自分の思い」を文章にする作文の練習を繰り返していただくことで、思考力や想像力を養い、言葉感覚も豊かになり、自然と読解力もついてきます。それとともに「自分だったらこう考える」という主体性を持って取り組む姿勢を育てていきます。これこそが、国語を得意にする大切な幹となっていきます。その後、細かい文法を学んだり、漢字・語句・ことわざ・故事成語を覚えていくという枝葉をつけていき、国語を得意科目にしていきます。国語はすべての教科の基本です。
理科「理科はイメージ」
理科には一分野と二分野があります。また、単元により性質が違います。ですから、いつ始めても各単元をマスターしていくことにより、できるようになります。努力した成果が表れやすい教科です。しかし、単元により性質が異なりますので、異なったアプローチが必要です。特に一分野に多い計算問題、理論問題は暗記するだけでは難しいです。理屈を理解することが大事です。つまり、問題のイメージができるかどうかです。イメージができればあとはパターン演習です。イメージを作り上げ、定着させる授業を心がけます。
社会「写真・資料を読み取る力を育てる」
理科と同様に、社会も努力した過程がすぐに成果に結びつく教材です。ようは、記憶することが大切です。パターン演習をしながら、実践の中で覚えていきましょう。多年に渡り作り上げたエコール手作りプリントも大きな武器です。地域、時代、時流を興味深く的確につかんでいくような授業をこころがけます。
